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** 捨てられていた子猫がしあわせを掴んだ記録です **

我が家で一時預かり後に 家庭という名のお城へ、
家族として迎えてもらうことの出来た強運な子猫たちのおはなし


+  人間のパパとママができた! +



2003年6月 お世話になっている動物病院の敷地内に、ふたの閉じていない段ボール箱が置かれていた
その中には2匹の成猫と2匹の子猫が入っていた


子猫たちの里親募集を始めて間もなく、有力な里親候補者さんが連絡を下さった


何回かのメール交換を経て、子猫たちはお試し期間(里親さんに実際に飼育していただき様子や相性を見ていただく期間)として先方のお宅へお届けした


そして子猫たちは滅多にないような良縁に恵まれた


その頃までの様子は、里親さん:ぴぽたさんの
コタ・ハナ/強運に恵まれた兄弟 のMENU コタハナになる前 に詳しく記されています



2004年2月〜コタハナちゃんたちのママ ぴぽたさんは検査の結果 猫皮屑による喘息を抱えたまま、コタハナちゃんと そして喘息とも共生していくための模索を始められました


ぴぽたさんは最初はやはり医師から猫を遠ざけるように と、言われたそうです
しかしぴぽたさんの強い意思、そしてお医者さんの理解あって、共生への道を選択されました
これは、だれにでも出来うることではありません
「さあ、どうする?」
そうなったときに多くの人は猫を手放すのではないでしょうか
なにしろ自分の体が誰でも資本ですから・・・


私はぴぽたさんに電話をしました
しかし彼女はこう言ったのです

「喘息は発作を起こさないように薬を飲んで抑えられます、これから先コタハナたちと20年近く暮らすことで その間この薬を飲み続けたとしても、それはそれです 何の薬も 1種類も飲まないで生きている人なんて歳をとったら今の時代いませんよ 今すぐに命に関わるというならまた考えなくちゃならないけど、薬を飲んであの子達と一緒にいられるんだから」

明るく そしておおらかに そして私を励ますかのように、ぴぽたさんはおっしゃって下さったのです

実際はとてもつらい症状が出ていて それが原因で睡眠も浅くなっていらっしゃるのです
そしてぴぽたさんのお仕事も、更に忙しいステージへと向かっていた矢先のことなのです


まさしく、運のいいコタロウくん コハナちゃん


食事にも工夫が凝らされ、しっかりしたフードを選んでもらい、
家の中を改造してもらい キャットタワーも買ってもらった兄妹猫


なにより、人間パパも人間ママもこのこたちを愛してくださっています
コタ・ハナ/強運に恵まれた兄弟 ではその様子を読んで取れます


ぴぽたさん、本当に ありがとうございます!



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